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2020年 9月 9日 物理の勉強法

こんにちは、阿部です。

いま僕の大学は絶賛夏休み中なのですが、休み期間にもかかわらず実験があるので学校に行かなければいけない日々を送っております。

コロナのせいで前期に出来なかった分の実験を夏休みに振替でやるらしいです。

本当にコロナ憎しですね、早く収束して欲しいの一言につきます。

そんな夏休みなんですが家に本があったのでちょっとだけフランス革命について勉強しました。

自分は高校で世界史Aの授業を受けたことはあるんですが、授業がウィーン体制からでフランス革命は勉強出来ないまま卒業してしまいました。

「なんか市民が王様を処刑して共和制になったんだよな〜」という中学生くらいの知識しかなかったんですが、いざ勉強してみるとこれがまあ面白い。

単なる世界史上の重大事件ではなく、そこには多くの人物が登場し、ある種の物語の様な面白さがあります。

世界史とかでより深くフランス革命を知りたい人はぜひ勉強してみてください。

さて、ここからが今回のブログの本題になるんですが、今回は物理の勉強法についてです。

物理って聞くとなんだかとっつきづらいイメージを持つ人が多いような気がします。

たしかに高校で学ぶ教科の中では初めの敷居が若干高いのかなとは感じます。

が、出来る人はすぐに敷居を跨いで短時間で点数をとってしまいます。

逆に全く敷居を跨げずに苦戦する人も多いです。

ここでは自分なりに物理の勉強法について述べればいいかなと思います。

①基本的な原理を自由自在に使えるようにすること

物理の勉強で一番大事なのはこれだと自分は思います。

ですがこれがなかなか難しいんですよね笑

これをできるようにするには色々な問題を解く過程で「あ、これ前やった問題と同じことしてないか?」ということに気付けるように意識をすることです。

簡単な例を力学で出しますね。

力学の問題では、時刻位置速さ等を聞かれることが非常に多いと思います。

こうした物理量を求められるようにいろいろな問題を解いていくわけですが、基本的にここらへんの問題を解く時はだいたいやり方は同じですよね。

運動方程式を立てたり、運動量保存則及びエネルギー保存を用いたりするはずです。

つまり数多ある力学のこうした問題も原理的にはこれらを理解して、うまく使えるようにすれば解いたことのない問題も解けるようになる訳です。

いろんな人が物理の勉強をする際に、こういった点を蔑ろにしてとりあえず問題を解いているという人が多いのかなと思います。

問題を多く解くというよりは一つの問題を理解して、それを他の問題にも使えるようにすることに意識を傾けてみるといいと思います!

②最低限の公式は覚えるべし

これは僕は物理で点数を伸ばす上では必須だと思います(公式暗記が云々みたいな話は後でします)

物理では知ってる公式を使って問題を解いていきます。

この公式を使うということは①とほぼ同じなので特にありません。

ですが、公式を知らないとまず話にもなりません。

幸い公式の数は別段多くないです。

数式覚えるのが苦手な人もいるとは思いますが、ここに関してはなんとか覚えてください。

覚え方は自分に合ってるものがいいと思いますが、理論的に覚える(これがこうなるからこんな式になるな〜みたいな感じ!)ゴロ合わせで覚えるのどっちかだと思います。

「公式は暗記しなくても導出過程を理解すればいいんだ!」という人もいるかもしれませんが、この考えに関しては少し甘いかなと思います。

というのも毎回導出しても時間がもったいないからです。

共通テスト等の時間制限の厳しいテストでは毎回、公式を導いている時間はないです。

物理で得点を稼ぎたい人はしっかり導出過程も抑えた上で公式をすぐ使えるように暗記もするべきだと僕は思います。

以上が僕が思う物理の勉強の仕方です。

物理は初めにも述べたように敷居は高いような気はしますが、分かるようになると面白い科目です!

分かるまで色々考えて問題を解くといいのかなと思いますので、ぜひ頑張ってみてください!

東京工業大学工学院電気電子系2年 阿部椋太郎

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