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2019年 6月 10日 以上、下林でした。

僕がこの場所で挨拶をするのも、今回が最後になりました。

こんにちは。

6月10日をもって卒業しました、元担任助手3年の下林です。

続々と昨年度の仲間が担任助手を卒業する中、僕だけ皆の全統を見届けたくて残ってました。

まあ残ってたと言っても校舎にはほぼ居なかったので、実質既に消えていたようなものかもしれませんね。

僕としても残っていた感じがほとんどないんですけど笑

 

さて、今回は僕のラストブログという事で、少し自分が受験生の頃の話をしてからお別れにしたいと思います。

 

 

ちょうど3年前くらいですかね。

僕も受験生として、全国統一高校生テストを受けました。

その時の結果は、見るに耐えない酷いものでした。

4月の模試からすごく下がってしまったのです。

具体的には、今まで合格していた人が6月模試で取っていた点数より、120点以上も低い点数でした。

センター同日から4月まで順調に上がっていた成績と慢心にも近い自信は、それをきっかけにポッキリと折れてしまいました。

 

少し話は逸れますが、僕はメンタルが本当に弱くてネガティブな人間です。

他人にも言われるくらい。

少しの圧で崩れてしまう豆腐とも、また一見固く見えるがヒビが入ると一気に崩壊するガラスとも形容できます。

生徒のみんなからはよく、ポジティブだしメンタル強そうって言われるんですけど、違います。笑

そういう風にみせて自分に言い聞かせているだけです。

ポジティブなフリをしていただけです。

まあ様々な経験を通して、少しずつは強くなってきたとは思いますが。

 

話を戻します。

 

成績が落ちた僕。

8月のセンター模試ではAライン-10%を取らないといけない。

しかしこのままでは、絶対に不可能。

その時決心した事。

それは、誰よりも努力する事です。

努力といっても、ただ単純に猛勉強をするという訳ではないです。

成績というのは、量と質が伴っています。

「成績」=「質」×「量」

という式が成り立っていると思います。

故に、ただ闇雲に勉強時間を増やせば成績が伸びる、という訳ではありません。

質と量のバランスが大事です。

意外と盲点かも。

特に成績が今回の模試で芳しくなかったり、志望校とのギャップが大きかったりする人程、量を拘りすぎている気がします。

そして量に執着しすぎるあまり、視界が狭くなり、焦燥に駆られ、メンタルが著しく疲弊し、その結果何も出来ないでさらに量を意識、そして…という風なダメなループに陥ってしまいがちです。

そこで、僕は勉強の質について考えました。

量は簡単ですが、質って一体どうやったら上がるんだろう。

そもそも質とは。

そして少年は、自分なりに質を考えました。

それは、勉強自体ではなく、勉強に取り組む自分のコンディションの事だと結論づけました。

 

考えてみて下さい。

風邪を引いてお鼻がナイアガラの状態と、マスクもせずすっきりした状態、どちらがいいですかね。

極端な例ですが、そういう事です。

でも、これは単なる体調だけじゃない。

メンタルの面での健康が一番大事。

間違いない。

 

自分、大切にしていますか?

心、疲れてませんか?

意外といいメンタルで勉強出来ている人って少ない。

じゃあ、勉強をするのに良い状態のメンタルって、どんな感じなんだろうか。

 

僕が思うに、「何故勉強しているのかが分かっている」「先の見通しが立っている」「適度な目標を持っている」という感じだと思います。

 

1.何故勉強しているのかが分かっている

意外とこの辺が自分でもよくわからなくなってきている人、いるんじゃないですか。

特に受験生。

センター試験が刻一刻と迫ってきて、模試を受け、現実が突きつけられ、それでもやらないといけない受講、自習、などでやらされている感じになっていませんか?

それ、危険です。

だって、考えてみてくださいよ。

大学進学なんて、義務じゃないんですよ。

寧ろ大学に行かなければ、仕事をして、自分の手でお金を稼いで生活していける。所謂自立が出来ます。

そっちの方が大人っぽくないですか?

じゃあなんであなたはその道を蹴ってまで受験勉強をして、大学生になろうとしているのか。

一度、その焦っている手を止めて、考えて下さい。

大丈夫、それを考える時間勉強しないくらいじゃ大して変わらんよ。

むしろその理由考えているあなたの方が強いよ。

理由がわかりましたかね。

そしたら、忘れる事は無いと思うんですけど、紙とかに書いて部屋の机とかに貼ってみては。

常に意識するの大切ですよ。

スマホの壁紙にするとかね。

さて、あとは勉強するだけです。

頑張れ。

 

2.先の見通しが立っている、適度な目標を持っている

はい、質問です。

8月のセンター模試、あなたは各科目の大問毎に何点とりますか?

 

すぐに答えられた人、素晴らしい。

答えられなかった人、まずいですね。

だって、答えられない人は、何点取ろうとか考えてないのにただ勉強してるんですもの。

中間目標もなしにいきなりゴール?

その人がいいなら構わないんですけど、それで最後まで全力で走り切れるんですかね………。

僕赤い帽子を被ったヒゲオヤジのゲームでも、中間ポイントがあるのに。

せっかくおよそ二ヶ月に一回模試があるんですから、本番で取る点数から逆算して模試毎の目標を決めて、それの達成に向けて頑張りましょうよ。

あと、合格ばっかり見つめてて、「うわっ、壁、高くね?無理やん…」ってなってませんか?

当たり前です。

皆さんは全国の猛者達と戦っているんですから。

壁は必然的に高くなります。

でもその壁の頂上を気にし過ぎて、登り方を考えてないんじゃ無いですか?

意外と緩やかな傾斜になってて、登りやすいかもですよ?

もしかしたら階段があるのかも。

とかね。

というかそれしかない。

一歩ずつ、着実に、少しずつ登っていく以外の方法はないです。

でも意外とこれが難しい。

だって、全然登ってる感じしないんだもん。

途中で逃げ出したくもなる。

だからこその中間的な目標です。

あそこまでなら頑張れるってなるはず。

その一歩を踏み出すために、中間目標設定して頑張って行って下さい。

 

 

結果的に僕は八月の模試で200点近く成績を伸ばし、合格を勝ち取りました。

あの時点数が落ちてこんなに考えていなければ、きっと落ちていたでしょう。

だから、今、成績が振るわなかった人とかは逆にチャンスです。

良い機会です。

色々考えて次につなげてほしいです。

 

ところで、昔の人はうまいですね。

千里の道も一歩から。

石のように硬い意志で。

塵も積もれば山となる。

僕らが生まれる遥か前からこんなことが言われてるんだ。

間違いな訳がない。

 

 

そうそう、この前ですね、やべっちFCというサッカー番組で、僕と同い年のJリーガーの鹿島アントラーズ所属・安倍裕葵選手がこんな事を言っていました。

 

「(高校生時代は)『18歳までに何をしたかでその後の人生が決まってくる』という言葉を知っていたので、人生で一番頑張った3年間と思えるようにしようと思った。」

 

「プロになりたいではなく、プロになる、代表に入る、と考えていた」

 

「なんでもコツコツやることが大事」

 

「登山じゃないけど、頂上を見ながらやってると、たまに嫌になってくる時がある。だから、足元を見ながら、前に進み続ける。その考え方を継続していく。」

 

今や名門でエースナンバーを背負い、東京五輪でも中心選手としての活躍が期待されているような人。

彼のこの考え方は、非常に参考になると思います。

良かったら覚えて帰ってね。

 

 

さて、長々と書いてきましたがいよいよ終わりです。

文章力があいも変わらず無い僕のブログはいかがでしたでしょうか。

2年前も去年も、卒業した生徒とかから意外と僕のブログ読んでましたとか、面白かったですとか、反響があって嬉しかったです。ありがとう。

書く上でのモチベになっていました。

そんな僕の長ったらしいブログも今回で最後。

というか既に担任助手は卒業しているので、いったいどの立場で書いているんだって感じですが。笑

基本的に僕は人を笑わせたいというか、ボケたいというか、そういう人間なので、受付でも面倒臭かったかも。

それでも笑ってくれた人、俺のボケに付き合ってくれた人、ありがとう。

校舎に行くのが楽しかったです。

伝えたい事は山ほどあるんですけど、流石に長くなるのでこのくらいにしないとね。

怒られちゃう。笑

 

最後になりますが、生徒時代1年間、担任助手として2年間、本当にありがとうございました。

センター南は通学路なので僕の事を見かける事があるかもですが、その時はよろしく。

じゃあね。

おつばやし。

横浜国立大学 理工学部 3年 下林耕大

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