現状に満足してしまうキミへ | 東進ハイスクールセンター南駅前校|神奈川県

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2018年 6月 30日 現状に満足してしまうキミへ

こんにちは。

担任助手二年の下林です。

今回は6月の終わりということで、最近電車の中で考えてた事について少しお話しさせて頂こうかと思います。

6月の模試を終え、夏への不安が多くあることでしょう。

僕も受験生時代はそうでした。

少しでも、皆さんの役に立てれば嬉しいです。。。

 

 

 

ー「満足」は人類の中で最も警戒されるべき感情である。

 

2018年の6月の終わり。

僕は日差しがナイフの如く鋭く突き刺さる電車の中、音楽プレーヤーから投げられるメロディを感じながら、そんな事を考えていた。

不自然な程の冷気が充満する車内は、一人物思いに耽るのに最適であった。

 

ふと、高校受験の事を思い出した。

何故かは分からない。

線路沿いの高校のフットボーラーの姿に感化されたからなのかもしれないし、高校受験の時模試を受けた会場の近くを通ったからなのかもしれないし、はたまた車内に母校の制服を身に纏った少女が一人読書に興じていたからかもしれない。

僕の高校受験は成功した。

第一志望校であった川和高校に見事合格。

中3の7月の真ん中あたりまで部活しかせず、定期考査期間以外ほぼ勉強していなかったのにも関わらずである。

我ながらよく出来たものだと思う。

しかも志望理由が「家から近い」からが9割程であったのにも関わらず。

では何故僕は合格できたのだろう。

度々思う事があるが、いつも結論は一つに収束する。

満足しなかった事だ。

 

個人差はあるものの、人間誰しも限界がある。

ある程度の所までは努力が可能だが、目標・目的を達成すると一定の満足感で心が充足し、ひいてはその場で胡坐をかいてしまう事もあるかもしれない。

言うなればどうしても超えられない、これ以上は進めないという大きな壁である。

その守備力は非常に強力なもので、ほとんどの人間はそれを超えられないまま歩みを止めてしまう。

 

僕はその感情を、高校受験というものにおいて全く設けなかった。

たとえ模試で良い判定をとったり、学校や塾の先生から「お前は行けそうだ」などの声が聞こえても、全く気にする事なくただひたすらに勉強をした。

「合格」する事に満足するとしていたためだ。

過程主義ではなく、結果主義である。

しかし、満足を知らなかった僕は、高校に合格すると同時に今まで感じる事のなかった膨大なそれに心を占拠されるのであった。

 

高校受験の次は、大学受験の事を思い出した。

もうあれから一年半も経ったのか。

鮮明なようで断片的な記憶を、ジグソーパズルのように組み合わせながら一枚の絵にしていく。

僕が受験勉強を始めたのは、高校三年生になってからだった。

然りとてそれも今思えば未熟なヒヨコの戯言に過ぎなかった。

みんなが二年生の春から夏のあたりから受験勉強を始めたのとは対照的に、僕は3月も終わろうとする頃、東進に入学をした。

この時点でスタートが大幅に遅れ、もっと早く始めておけば・・・と思うこともあったが、悩むなら手を動かせという事でただひたすらに勉強をした。

1ヶ月の努力の末、4月の模試では1月に受けたセンター試験同日体験受験よりも大幅に得点を上げた。英語に至っては、60点近くである。

これは偏に東進の授業と高速マスターのおかげだ。

ここで僕は一つの過ちを犯す。

そう、満足してしまったのだ。

ほぼ勉強をしていなかったのに少ししただけで点数が上がった僕は、その柔らかい現状と言う名の布団の上で寝てしまった。

幸か不幸か、僕の高校には6月に体育祭という大きなイベントがある。

すっかり余裕をこいた僕はそれに向けた準備に力を入れてしまった。

最後の高校生活。

1秒1秒が惜しい。

その瞬間のことが、泡のように重なっては消えていく。

心に刻まんと。精一杯輝かんと。

僕自身、踊るのはとても苦手だったのだが、そんな事も忘れるくらい楽しかった。

実際、高校のイベントを楽しむことは否定しない。

むしろ一生に一度なのだから、推奨もする。

だが、それを言い訳に勉強の手を抜く。

これだけは絶対に違うしやめてほしい。

しかし僕は、心の何処かで4月の模試の得点に縋り、人生最後の体育祭という大きな正当化に身を委ねてしまった。

その結果、6月の模試は4月の模試から合計で50点ほど下がった。

6月に合格者が取っていた平均点よりも120点も低かった。

順調に伸びて、この調子なら第一志望の横浜国立大学への合格も夢じゃないと思っていた矢先の出来事である。

どん底を経験した。

今まで良いと思って委ね、縋っていた物たちにしてやられたのである。

それらを統括していたのは、紛れもない「満足」という感情であった。

このままでいいのか。

不安、焦燥、憤懣・・・。

この時、僕の心は三年ぶりに満足を淘汰した。

あの経験こそが、合格できた要因だろう。

それ以降の僕は必死だった。

時間を無駄にしたくない。

絶対に合格する。

日々の勉強に天井を設ける事無く、ただひたすらに。

結果的に、6月から8月で合計150点伸ばし、合格者平均点を13点も超えることが出来た。

そして今までの僕なら、ここに満足していただろう。

しかし、それによる失敗を6月に経験したからこそ、これをバネにより勉強に励めた。

最終的に、僕は第一志望校に合格する事ができた。

しかし、またここで多少の満足を感じてしまった。

これはいけない。

心の中で天使と悪魔が囁き合う中、僕は大学生になった。

 

満足は人の成長を止めるどころか、むしろ退化させる。

何処かでかのウォルト・ディズニーさんのこんな言葉を聞いたことがある。

「現状維持では後退するばかりである。」

自分の中に天井を設けない。

満足しない。

ディズニーが今も世界の人々を魅了し、夢を与え続けられているのは、この言葉のおかげかもしれない。

それは僕たちにも言えることで、満足する事なく、先へ先へと進んでいく。

何よりもこれが大事だろう。

ぜひ勉強を頑張っている皆んなにも、満足だけはしないでほしいと思う。

 

6月の点数が悪かった人

僕もそうだ。

先ほど述べたように、ダメダメだった。

でも、ここから頑張ればどうにかなる。

結局は自分次第だが、やりきることで合格への可能性は大きく開ける。

人は、2ヶ月で150点伸ばせることを僕が証明した。

可能だ。だからまだまだ諦めないでほしい。

むしろここで点が取れた人ほどそのあと怠ける。

ウサギとカメの様なものだ。

ここから這い上がれ。

死に物狂いでやれ。

やるしかない。

迷ったり立ち止まったりしたら、いつでも声をかけてほしい。

6月よかった人

満足するな。

君の目標は、模試で良い判定を取ることだったのか?

 

 

 

さて、考え事は済んだ。

いよいよする事を失った。

スマートフォンの中を覗いてみる。

「関東地方 梅雨明け」の文字が目に飛び込んできた。

あぁ、そろそろ蝉時雨がイヤホン越しに聞こえてくる季節なのだろう。

重い腰を上げ、僕は電車を降りた。

 

横浜国立大学 理工学部 二年 下林耕大

 

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