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2019年 9月 2日 《大学別過去問分析 早稲田編》

 

さて、今日のブログは、《大学別過去問分析 早稲田編》です!

やっとのことで夏休みが終わり、いよいよ本格的に志望校対策に入っていく時期になりました。過去問を解く機会も少しずつ増えてきたのではないでしょうか?最近は受付にいると「過去問貸してください〜」とよく言われて、いよいよこんな時期かと痛感します。(大学名チラつかせながら外にコピーしに行くやつ、やりたくなりますよね。わかります)

 

しかしいざ早稲田の問題を解いてみると、今まで自分が受けていた受講やセンターの問題とはかなり違ったものであることがわかると思います。それは、単純に難易度が高いというのもあるのですが、もう一つに早稲田特有の問題が混ざっているというのがあります。

国公立の問題は基本的にはは文科省の指定する範囲内から出されているのですが、上位私立はやりたい放題に問題を作るため、いわゆる難問・奇問のようなものも出題されます。では、こういった問題にどのように対処していけば良いのでしょうか。じぶんがやっていて良かったなと思う、3ステップを紹介していきます

 

その1 様々な学部の問題に触れよう
自分が受ける学部の過去問はもちろんですが、時間があれば他の学部の過去問まで演習材料として用いるのはとても効果的であると感じました。例えば、学部によっては似た傾向で出題されるものよくがあります(文学部と文化構想の英語、法学部と国際教養の長文、社学と人科の文法問題など) 。これを知っていると本命学部の練習用として用いたり、苦手な問題の演習に使えます。また、併願校として受験する場合でも対策がしやすくなります。


さらに、意外に思えるかもしれませんが、同じような問題が違う年の他学部で出題されることさえあります。世界史や日本史で出て来た問題を一つずつ覚えていけば、本番たまたまその問題が出題され得点できる、なんてこともしょっちゅうあります。ちなみに、僕は国際教養で出題された古文の文章が5年前くらいに商学部で出題された文章とほぼ同じで、割と点が取れました。

 

その2 自分にあった解き方を探そう
早稲田の問題は、クセが強いです。90分で読み終わるわけのないくらい膨大な量の長文が出されたり、現古漢融合なんていうわけのわからない問題も出題されます。このような問題を解くときに、前から丁寧にとき進めていてもbestな解答を作り上げることは難しいかもしれません。そんな時は自分にとって最も得点を取りやすい解き方を見つけるのが良いと思います。例えば、僕は国際教養の英語を時間内に全てとき終わるのが不可能だと思ったので、解く順番を変えてみたり、捨てるところは捨てて確実に取れるところを完璧に拾っていくように解き方をシフトしていきました。また、国語などは苦手であったため、手をてけない受験生も多い文学史をしっかり覚えることによって差を付けられないようにしようとしました。自分が一点でも多く取れるような解き方は見つけてみてください。

 

その3 問題を解くときのイメトレをしよう
最後に、ある程度問題を解いて傾向などが分かったら、本番に向けてイメトレをしていくと良いと思います。英語の長文や現代文などは、「どうしてこの答えになるのか」というのを論理的に解説できるように理解して、その思考回路のまま試験に臨むのが大切です。なぜなら、読解系の問題で点数が伸び悩んでしまうのは「なんとなく、当てずっぽう」で選んでしまうことが原因であることが多いからです。もちろん、問題の中には論理的には説明し難く、勘で解くしかないような問題もあることにはあります(むしろ早稲田は多い)。しかし、そのような問題は解けなくても大丈夫なので、因果関係、論理がしっかりしている問題をしっかり拾っていくのが大切です。なので、その解答プロセスを頭に叩き込無のが大切だと強く思いす。これがイメトレです

 

あまり具体的な話ではないので想像しづらいかもしれないですけど、問題を解く時はただ惰性で解くよりもやはり何か明確な意図を持って解くのが後々効いてくると思います。ぜひ日頃の学習から気にかけてみてください。具体的にどんな勉強をしたら良いか、何を覚えたら良いか、などはぜひ直接質問して来てください!いつでも答えます。

ぜひ参考にしてみてください!!

 

早稲田大学国際教養学部 1年 永島純平